似顔絵が、スゴイ

仙台市の産婦人科医院から生後11日の男児が連れ去られました。きょう(2006年1月7日)の朝日新聞朝刊は、犯行当時の状況や病院側の反応などを伝える記事を、社会面トップに載せています。

〈赤ちゃん早く助けて〉という大見出しをつけたこの記事は、病院で捜査をする警察官たちの写真とともに、〈宮城県警が公表した、乳児を連れ去った男の似顔絵〉を載せているのですが、この似顔絵がなかなか強烈です。

額や耳を髪で覆い、ふちのくっきりしたメガネをかけ、鼻の頭までカバーする大型のマスクをかけた男の似顔絵なのですが、劇画調というか雑というか、やたらに細かい線が重ねられ、目なんかはどれが瞳かわからないぐらいに線が書き込まれています。率直に言って、もし本当にこれに似ている人がいたらかなりコワいよ、といった感じで、似顔絵としてはあまり効果的だとは思えないのです。

もちろん、これを書いたのは宮城県警ですから、掲載した新聞に非があるわけではありません。朝日としては、捜査に協力することが公共の利益になるという判断で、公表されたものをそのまま載せたのでしょう。

ただ、新聞として、紙面に載るものに気を使うのも当然だと思います。公表された段階で、「もうちょっと何とかなりませんか」と直言し、もう少し劇画度の弱い似顔絵を得る努力をしてもよかったのではないかと思います。(していたら、ごめんなさい)
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by tmreij | 2006-01-07 21:06 | 本紙


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